お待たせいたしました!「脳内将棋盤養成講座」第2弾 「大橋宗英」の名局を題材にして

今朝は、昨日までの雨もすっかりあがり、少しひんやりする位の
朝でしたね。

さて、お待たせいたしました!「脳内将棋盤養成講座」第2弾! と言うことで
今回は「大橋宗英」の名局から出題していきます。

九世名人「大橋宗英」は、江戸時代の天才です。以下、少し長くなりますが、
「日本将棋大系 8 米長邦雄著」の序文から引用してみます。

「江戸時代にあって、これほど将棋を知っている人は、ほかには後輩の天野宗歩
ぐらいではないだろうか。序盤において、中盤において、はたまた終盤において、
「いま何をなすべきか?」を知り尽くしていて、その対応は掌をさすがごとくに
的確である。この面での系譜を描けば、宗英-天野宗歩-升田幸三という
こととなろう。 「名人に定跡なし」という言葉がある。新しい定跡を創造してゆく
宗英の指し方は、構想力のすばらしさとは裏はらに、既成概念にとらわれず
自在である。受けるべきか、攻めるべきか、その変化(へんげ)ぶりが妙であって、
やはり、将棋をよく知っている才人というほかない」

このようにすばらしい達人の「生涯の一局」を取り上げます。
1790年11月17日 先手 八段 大橋宗英 後手 八世名人 大橋宗桂 です。

【この養成講座の利用方法】
①図面を見てしっかりと目に焼き付ける。まぶたの裏にはっきり
 としたイメージが浮かぶように練習する。
②そのイメージの将棋盤の上で棋譜通りに駒を進める。
③結果をはっきりとイメージし、次の図面と比較する。
④イメージと図面がぴったりと一致するまで繰り返し練習する。
⑤2手だけでなく、4手、6手と手数を延ばしてみる。

では、まず最初の配置をあなたの脳内にはっきりとイメージしてください。
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つぎにあなたの脳内将棋盤の上で2手進めます。
▲7六歩 △3四歩
その結果を鮮明にイメージして次の局面と比べてください。【  】内の
私のコメントも参考にしてください。
【普通の出だしですが、角道を開けます。この手は1手で敵陣の3三の地点まで
「射程」を伸ばすことができるのです。後手の宗桂も角道を開けます。この時点では
居飛車対振り飛車または、相懸り戦、横歩取り戦等が予想されます】

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さらに2手進めます。
▲2六歩 △4四歩
【宗英は飛車先の歩を突いて、居飛車作戦を明らかにします。後手の宗桂は
角道を止めました。宗桂の方は振り飛車を目指しているようです】

2手進めた結果を強くイメージして、次の局面と比較してください。
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また、さらに2手進めてください。
▲4八銀 △3二銀
【お互いに銀を一つずつ上がって、戦いに備えます】
また、次の局面と、あなたの脳内将棋盤の局面を比べてください。
画像


いかがでしょうか?まだ、序盤ですが現代将棋の居飛車対四間飛車の出だしを
思わせるスタートですね。
この将棋は、大橋宗英の完勝に終わりますが、その手順の絶妙さには感心すること
しきりです。

是非このあとの展開もお楽しみに!

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