脳内将棋盤養成講座(将棋上達の秘訣) 第2段 「大橋宗英」の名局を題材にして その9
土日のブログはお休みしました。もっとも昨日は半日仕事だったのですが・・・
今日はまた、梅雨空に戻りましたね。
今期の名人戦!それにしても羽生名人の強さには舌を巻きますね。
3連敗の後の3連勝!挑戦者の森内九段も並みの強さではありませんが、
その強さの上を行く感があります。6/21、6/22の最終戦がとても
楽しみです。BS録画します!
では、脳内将棋盤養成講座(将棋上達の秘訣) 第2段 「大橋宗英」の
名局を題材にして その9 をお送りします。
<本講座の利用方法>
①図面を見てしっかりと目に焼き付ける。まぶたの裏にはっきり
としたイメージが浮かぶように練習する。
②目をつぶり、そのイメージの将棋盤の上で棋譜通りに駒を進める。
③結果をはっきりとイメージし、次の図面と比較する。
④イメージと図面がぴったりと一致するまで繰り返し練習する。
⑤2手だけでなく、4手、6手と手数を延ばしてみる。
(局面1)
持ち駒も含めて、しっかりとイメージしてください。
<初級の方>次の2手を進めて、(局面2)と比較します。【 】内の私の
コメントも参考にしてください。
次に、2手進めて、(局面3)と比べます。そして、さらに2手進めて(局面4)と
比べてください。
▲1五歩 △7四歩
【宗英は2四歩からの角交換を保留して、1五歩と端歩を突き越します。
この手の価値は大きく、後手の宗桂は端攻めを警戒して結局玉を深く囲うことが
できませんでした。後手は7四歩として、桂馬の活用を図り、攻め合いに活路を
見出そうとします】
<中級の方>もう2手進めて、(局面3)と比較します。
▲2四歩 △同歩
【機は熟し、2四歩といよいよ角交換の手順です。後手もここでは同歩と応じる
他はありません。ここであらためて宗英の陣形を見てみると、角を打ちこまれる
隙が全くありません。それに対して、後手の宗桂の陣形は金を手持ちにしている
こともあり、隙がありそうに見えます】
<上級の方>さらに2手進めて(局面4)と比べてください。
▲2四角 △同角
【ここは一連の手順ですね。角で歩を取り返し、後手も角を取って角交換に
応じました。後手陣の隙とはどこでしょうか?ヒントは4四の地点と7一の地点です】
(局面2)
(局面3)
(局面4)
いかがでしょうか?
中級の方は、(局面2)から(局面4)への4手にもチャレンジしてみてください。
上級の方は、前の記事に戻って、6手進めて見るのも良いでしょう。
でも、少し不便ですね。
これから、1局全体を通して脳内将棋盤の養成ができる、「練習帳」をまとめたいと
思っています。(初手から投了まで局面が60くらいあります) 「乞うご期待」です。
あなたのご意見をコメント欄に頂ければ嬉しいです。宜しくお願いいたします。
では、次回をお楽しみに。
今日はまた、梅雨空に戻りましたね。
今期の名人戦!それにしても羽生名人の強さには舌を巻きますね。
3連敗の後の3連勝!挑戦者の森内九段も並みの強さではありませんが、
その強さの上を行く感があります。6/21、6/22の最終戦がとても
楽しみです。BS録画します!
では、脳内将棋盤養成講座(将棋上達の秘訣) 第2段 「大橋宗英」の
名局を題材にして その9 をお送りします。
<本講座の利用方法>
①図面を見てしっかりと目に焼き付ける。まぶたの裏にはっきり
としたイメージが浮かぶように練習する。
②目をつぶり、そのイメージの将棋盤の上で棋譜通りに駒を進める。
③結果をはっきりとイメージし、次の図面と比較する。
④イメージと図面がぴったりと一致するまで繰り返し練習する。
⑤2手だけでなく、4手、6手と手数を延ばしてみる。
(局面1)
持ち駒も含めて、しっかりとイメージしてください。
<初級の方>次の2手を進めて、(局面2)と比較します。【 】内の私の
コメントも参考にしてください。
次に、2手進めて、(局面3)と比べます。そして、さらに2手進めて(局面4)と
比べてください。
▲1五歩 △7四歩
【宗英は2四歩からの角交換を保留して、1五歩と端歩を突き越します。
この手の価値は大きく、後手の宗桂は端攻めを警戒して結局玉を深く囲うことが
できませんでした。後手は7四歩として、桂馬の活用を図り、攻め合いに活路を
見出そうとします】
<中級の方>もう2手進めて、(局面3)と比較します。
▲2四歩 △同歩
【機は熟し、2四歩といよいよ角交換の手順です。後手もここでは同歩と応じる
他はありません。ここであらためて宗英の陣形を見てみると、角を打ちこまれる
隙が全くありません。それに対して、後手の宗桂の陣形は金を手持ちにしている
こともあり、隙がありそうに見えます】
<上級の方>さらに2手進めて(局面4)と比べてください。
▲2四角 △同角
【ここは一連の手順ですね。角で歩を取り返し、後手も角を取って角交換に
応じました。後手陣の隙とはどこでしょうか?ヒントは4四の地点と7一の地点です】
(局面2)
(局面3)
(局面4)
いかがでしょうか?
中級の方は、(局面2)から(局面4)への4手にもチャレンジしてみてください。
上級の方は、前の記事に戻って、6手進めて見るのも良いでしょう。
でも、少し不便ですね。
これから、1局全体を通して脳内将棋盤の養成ができる、「練習帳」をまとめたいと
思っています。(初手から投了まで局面が60くらいあります) 「乞うご期待」です。
あなたのご意見をコメント欄に頂ければ嬉しいです。宜しくお願いいたします。
では、次回をお楽しみに。
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