中小企業診断士のHACCPの考え方(JFS規格を中心に)-11

この度、ブログのテーマをもう一つ加えて【HACCPの考え方】を折々に発信していきたいと思います。
最近、日本発の「食品安全マネジメント規格」であるJFS規格A/Bの監査員研修を修了しましたので、
JFS-B規格の要求事項に私なりの解釈を加えて発信します。
(ただし、あくまでも私の考えであり、あなたが属する組織にそのまま当てはまらない場合がありますので
ご注意ください)
なお、JFS規格の要求事項は以下の「日本食品安全マネジメント協会」のHPからダウンロードできますので、

今回は、食品安全マネジメントシステム(FSM)の要求事項13「是正処置」です。

【要求事項】FSM 13 是正処置
不適合が生じた場合の是正処置(不適合を不適合でない状態に修正し、不適合が発生した原因を突き止め、その原因を取り除くこと。)を文書で定め、実施しなければならない。

ガイドラインは次の通りです。
●考え方、具体的事例
○ 組織は、検出した不適合の原因をできるだけ早く、確実に除去し、再発を防止するための処置を文書化して実行します。
○ 原因分析と対策が立案できる力量を持った者が是正処置を立案し、実施します。
○ 不適合材料、最終製品あるいは製造プロセスの管理手順に関して事故が発生した場合、不適合の根本原因を理解し、再発しないよう問題の是正処置を実施します。
○ 是正処置の流れは以下のフローで対応します。
① 不適合(顧客の苦情を含む)の実態を把握する
② 不適合の原因を特定する
③ 不適合が再発しないための必要な処置を実施する
④ 取られた是正処置の有効性を見直す
⑤ 是正処置に関する一連の作業を記録する

ここでのポイントは、
・事前に是正処置の手順を決めて文書化しておくこと。
・原因分析と対策が立案できる力量を持った者とは、製造責任者、品質管理責任者、HACCPチームなどが良いと思います。
・原因分析は、表面的な現象ではなく「真の原因」の究明が大切です。「なぜ?なぜ?」を繰り返して原因を究明します。
・是正処置:改善策を決めるときには、実際の担当者の意見を聞くことが最も重要です。継続できない改善策では意味がありません。
 その改善策によってムリやムダが発生しないかを考慮しなければなりません。

次回は、要求事項 FSM 14製品の出荷 を見ていきます。

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