脳内将棋盤、養成講座(将棋上達の秘訣) 「天野宗歩」の名局を題材にして その20

今日は世間さまは黄金週間の初日でお休みですが、
私の業界は・・・お休みではないので、出勤します・・・

気を取り直して、脳内将棋盤養成講座その20です。

<本講座の利用方法>
①図面を見てしっかりと目に焼き付ける。まぶたの裏にはっきり
 としたイメージが浮かぶように練習する。
②そのイメージの将棋盤の上で棋譜通りに駒を進める。
③結果をはっきりとイメージし、次の図面と比較する。
④イメージと図面がぴったりと一致するまで繰り返し練習する。
⑤2手だけでなく、4手、6手と手数を延ばしてみる。

では本日の第1問
しっかりとイメージしてください。持ち駒の歩の数、盤上の歩の
位置、玉の囲い、攻撃陣の配置。(見やすいように後手の「宗歩」を
手前にしています)
画像


次にあなたの脳内将棋盤上で次のとおりに駒を進めます。
【  】内の私のコメントも参考にしてください。

▲6四歩 △7三桂
【この1手前の局面で宗歩が6二飛ではなく、前からの狙いである
3七歩成りを選択すると、同飛、1七歩成、同桂!1六歩、4六歩となり、
角逃げ道が無く、勢い6七角成り、同金、1七歩成り、同香の二枚替え
となります。しかし、この場合は自陣の端に傷があり、二枚替えでも
後手が良くならないのです。そこで、遊び駒の飛車と右の桂馬を
働かせるための6二飛を選んだのです。ここで角を殺す4六歩は成立
しません。6七角成から6四飛の2枚替えがあるので、6四歩と銀を
守らざるを得ません。そこで宗歩は7三桂と活用します。
まさしく全軍躍動です。】

駒を進めた局面をしっかりとあなたの脳内にイメージしてください。
そして、次の局面と比べます。ぴったりと一致するまで繰り返し
練習しましょう。
画像


第2問 さらに2手進めます。

▲6六銀 △ 6五桂
【この局面で先手7四銀(次に7三銀不成の狙い)が利けばよいのですが、
宗歩に抜かりはありません。7四銀なら6四飛、7三銀不成、6七飛成!、
同金、5六金または4七金で宗歩の勝勢です。先手はやむなく6六銀と
銀・桂交換に甘んじます。それにしても、この局面を改めて見てみると、
宗歩の陣形は王様の守りが堅く、攻め駒の飛車・角・桂がいっぱいに
働いています。先手は角の働きが悪く、右桂が立ち遅れていて構想力の
差は歴然としています。】

あなたの脳内将棋盤の中で2手進めた結果を、強烈にイメージしてください。
持ち駒は大丈夫ですか?
そして、次の局面と比較します。
画像


いかがでしょうか?

第3問 今日の最初の局面から一挙に4手進めて、
最後の局面と比べてださい。
脳内将棋盤の上で、4手確実に進められて、持ち駒も
正確に把握できるのなら、あなたはもう立派な有段者です。
二段か三段くらいあるかも知れません。

4手では物足りない方は・・・すごいです。
前の記事に戻って、6手、8手と手を伸ばして訓練を積めば
県代表クラスも夢ではないかもしれません。

では、次回もお楽しみに。


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